遊タイム発動からLTへ直行する新機能
2024年末、遊タイムの歴史がひとつ動いた。ニューギンの「GO!GO!郷 豪遊の5」が、業界で初めて遊タイム発動=ラッキートリガー(LT)直行を搭載したのだ。
従来の遊タイムとの違い
従来の遊タイムは、規定回転数のハマりに対して「時短」を与える機能だった。LT直行型は違う。ハマった先に待っているのは、出玉性能を高めた上位RUSHそのものだ。郷の場合、通常時299回転消化で継続率約92.3%の「LUCKY GO!GO! RUSH」へ突入し、大当りの約67%が約840個の10R。平均連チャンは10連を超える。
初当りは前座、遊タイム到達が本線
面白いのは、この機種の設計が完全に「逆転」していることだ。通常ルートはRUSH突入51%・継続約70%と控えめで、RUSHから上位への昇格はわずか0.3%。つまり初当りは前座で、遊タイム到達こそが本線。ハマるほど台の価値が上がるという遊タイムの性質を、極限まで推し進めた設計と言える。
通常時と遊タイム経由のTYを分離する
期待値計算の観点では、この構造がひとつの問題を生む。通常時に当たった場合の期待獲得(約1,347玉)と、遊タイム経由の期待獲得(約7,700玉)が5倍以上違うのだ。単一のTYで計算すると、どちらかに大きく嘘をつくことになる。だから当サイトは、この2つを分離して期待値を算出している(詳しくは「期待値計算式、全部見せます」を参照)。結果、郷の深い台は収録機種の中でも突出した期待値を示す——残り100回転を切った台の理論値は、他の甘デジの比ではない。
狙いとやめどきの注意点
狙いの注意点は2つ。ひとつは、この構造がハイエナ間で常識になりつつあり、発動間際の台は争奪になりやすいこと。もうひとつはやめどきで、LT転落後も残保留での復帰チャンスがあるため、残保留の消化を見届けてから離席すること。今後、同型の「遊タイム=LT直行」機は増える可能性が高い。当サイトは対応機が出るたび、TY分離モデルで収録していく。